カルガリーに来る前から、大きい街だとは聞いていた。
でも、住んでみて思ったのは、想像していた広さとはちょっと違うということだった。
広いというより、エリアごとに生活が完全に分かれている感じ。
僕はDeep Southに住んでいる。
ダウンタウンまでは車で25分くらい。
北の方に行けばさらに時間がかかる。
でも正直、普段の生活で困ることはない。
スーパーもあるし、モールもあるし、公園もある。
子どもの施設も多い。
だから、わざわざダウンタウンに行くことがあまりなかった。
気づいたら、自分の生活はほぼこのエリアの中で完結していた。
カルガリーには日本人が数千人いるらしい。
でも、僕の日常では本当に一人も見かけなかった。
モールでもスーパーでも、ほとんど会わない。
本気で、Deep Southには日本人いないのかもしれないと思っていた。
あとから分かったのは、ただエリアが違っていただけだった。
車で25分。
数字だけ見れば近い。
でも、子どもがいるとその25分は思っているより遠い。
ちょっと会いに行こう、が意外と簡単じゃない。
気づけば、物理的な距離がそのまま人との距離になっていた。
カルガリーの広さは悪いことじゃない。
家も広いし、自然もあるし、空も広い。
でも、つながりは自然には生まれにくい街だなとは思う。
だから、アプリの中だけでも距離を縮められたらいいんじゃないかと思った。
それが和の輪を作った理由のひとつ。
和の輪が一人でも多くの人に届いて、みんなの距離を縮められたら嬉しい。


