ケロウナとカルガリー、住んでみて全然違った街の空気

ケロウナは、急がなくていい人たちが集まる街だった

ケロウナは、よく「カナダのハワイ」って言われているらしい。

確かに、住んでみるとその表現はしっくりくる。

街の真ん中に大きな湖があって、

夏になるとビーチには人が集まる。

観光やバケーションで来る人も多くて、

その時期は道路がかなり渋滞する。

住んでいる人の年齢層も、全体的に高めな印象だった。

リタイア後なのかな、と思う人も多かったし、

どこか「急いでいない空気」が街全体にあった。

ケロウナでの日常は、静かでシンプルだった

仕事が終わったら、

そのまま近くのビーチまで歩いて行って、

何もせずに、ただのんびりする。

それが、わりと普通の日常だった。

あとは友達と公園で話したり、

近くのハイキングスポットに行ったり。

小さい街だから、正直、やることは多くない。

でも、不思議と退屈はしなかった。

生活がシンプルで、

「今日は何をするか」で悩むことも少なかった。

今思うと、かなり良い生活だったと思う。

カルガリーは「何かに挑戦している人」が集まる街だった

カルガリーに来て、最初に感じたのは、

街のエネルギーが全然違うということだった。

カルガリーは、カナダで4番目に大きい都市らしい。

ダウンタウンには高いビルがたくさんあって、

イベントもほぼ毎日のように、どこかで行われている。

人も多いし、

その分、仕事の機会も多い。

実際に、カルガリーで声優をしていて、

俳優を目指しているという人にも会った。

キャリアを積もうとしている人や、

「ここで何かをやろうとしている人」が、

街のあちこちにいる感じがした。

子どもと家族が、街の空気を作っている

僕が住んでいるエリアでは、

とにかく子どもをよく見る。

公園に行けば家族連れがたくさんいるし、

子どものための施設も多い。

ケロウナと比べると、

カルガリーの家はかなり安い。

その影響もあって、

子どもを持つ若い家族が、

家を買って「ホーム」を作るために

引っ越してくるケースも少なくない。

僕たち一家も、その理由で

ケロウナの生活を手放して、カルガリーに引っ越してきた。

冬はどっちも大変

カルガリーは、

カナダで一番晴れている都市らしい。

とはいえ、冬は普通に厳しい。

マイナス20度になることも珍しくないし、

雪もかなり降る。

寒さも雪もあって、

正直、冬は外に出にくい。

ただ、ケロウナも楽かというと、そうでもない。

気温はカルガリーほど下がらないけど、

雪は結構降る。

寒さの種類は違うけど、

結局、冬はどっちも外に出にくい。

どっちが良いかじゃなく、どのフェーズか

ケロウナも、カルガリーも、

どっちも良い街だと思っている。

どちらも大好きだ。

ただ、人生のどのフェーズにいるかで、

合う街は変わる。

僕にとっては、

今はカルガリーのほうが合っている。